撥弦楽器・チター属

撥弦楽器(はつげんがっき)とは、弦を指、爪、ピック、撥などではじいて音を出す楽器の総称。
はじいた時に弦が振動することによって空気を振動させて音を出す仕組みとなっている。
「はじく」という簡単な奏法から、なじみの深い楽器が多くなっている。

・チター(Zither)
「ツィター」とも呼ばれる楽器で、特にヨーロッパで使われているが演奏が難しいので一般的には普及していない。
約30本の伴奏用の弦と5、6本の旋律用のフレット付きの弦が張られているもので、「プレクトラム」という爪を親指につけて弾いて音を出す。
日本の琴に似ているが、長さはもっと短い。

・オートハープ(autoharp)
ハーブというよりチターに属する楽器で、一般的な名称は「coded zither」。
この楽器は一連となっているコードバーがあり、それが押し下げられると和音が奏でられる弦以外の弦の音が出ないようにする仕組み。

・カンテレ(kantele)
フィンランドの民族楽器。
5弦から39弦までのものがあり、用途に応じて楽器を使い分けられている。
指先で弾いたり、絃を押さえないで鳴らしたりという二種類の奏法がある。

・筝(そう)
日本の伝統楽器で正式には「そう」と言うが、一般的には「こと」と呼ばれていて「琴(きん)」という漢字を使われるが、本来は別物である。
箏は可動式の支柱となっている「柱(じ)」で弦の音程を調節するが、琴はその柱がないのが大きな違い。
ちなみに、箏は一面、二面と数える。

・琴(キン、こと)
日本の伝統楽器。
弦を押さえることによって音程を調節する。
大正琴、一絃琴、二絃琴、古琴と呼ばれる七絃琴などの種類がある。