打弦楽器(だげんがっき)とは弦を撥やハンマーなどでたたいて音を出すという奏法を持つ弦楽器のこと。
英語で"dulcimer(ダルシマー)"と呼ばれることもあり、その語源は「甘美な旋律」を意味するラテン語「dulcis melos」に由来している。
ヨーロッパ・チロル地方の撥弦楽器であるチターという楽器に由来しているのでチター属に分類されているが、疑問を持つ人も少なくないようである。
・揚琴(ようきん)
梨の木で作られた台形の木に、144本の弦を張った中国の伝統的な楽器。
二本の竹の撥で叩いて演奏する。
・ツィンバロム(Cimbalom)
ハンガリーを中心に中欧・東欧地域で見られる大型の楽器で、39コース以上の弦によって4オクターブ以上の音域を持っている。
・ハンマー・ダルシマー(Hummer dulcimer)
箱型の共鳴胴に張られた金属製の弦を撥で打って音を出す楽器。
金属製の弦を使う点や音色が似ていることから、「ピアノの先祖」とも呼ばれている。
・ピアノ(piano)
鍵盤楽器の一種であるが、横に並んだ白黒の鍵を指で弾くことによって鍵に連動したハンマーが弦をたたいて音が出る仕組みになっているので打弦楽器に分類される。