撥弦楽器(はつげんがっき)とは、弦を指、爪、ピック、撥などではじいて音を出す楽器の総称。
はじいた時に弦が振動することによって空気を振動させて音を出す仕組みとなっている。
「はじく」という簡単な奏法から、なじみの深い楽器が多くなっている。
その他の撥弦楽器をみてみよう。
・チェンバロ(Cembalo)
英語ではハープシコード(Harpsichord)と呼ばれているピアノに似た撥弦楽器で、鍵盤楽器にも分類される。
14世紀頃に西ヨーロッパで発祥したとされ、18世紀に普及し人気楽器となったが18世紀後半にはピアノに人気を奪われた。
・ウクレレ(ukulele)
ハワイアン音楽によく利用されるギターに似た楽器。
ポルトガルの移民がブラギーニャ(braguinha)と呼ばれる楽器をハワイに持ち込み、ハワイで独自に改良されて現在の形状になった。
・リュート(Lute)
中世からバロック期のヨーロッパにおいて使われていた古楽器の総称で、リュート属をも呼ばれるグループとなっている。
アラビアが起源となっている楽器がヨーロッパに伝わり、独自に改良が重ねられて現在のリュートになったと言われている。
・リラ(lyre)
「リュラー」や「ライアー」などとも呼ばれている。
本来は古代ギリシアの彫刻などに見られる竪琴を意味するものだった、後に形状や形態が似ている数種類の楽器を呼ぶようになった。
・琵琶(びわ)
弦を指で弾いて音を出す楽器で、日本を含む東アジアで使われている伝統的な楽器。
楽琵琶、平家琵琶、盲僧琵琶、薩摩琵琶、四絃筑前琵琶、五弦筑前琵琶などの種類がある。
・その他
三味線、サウン・ガウ、シタール、バラライカ、ドムラ、ウードなどが含まれる。